簡単なキーボードの清掃

 私が持っているキーボードはその大半が中古品です。
オークションで買ったり貰ったりした物です。
新品ではありませんからそれなりに使用感や汚れ、変色があるものばかりです。
 大抵は簡単なクリーニングを行っています。
ここではクリーニングを手順を追って紹介します。

 先ずはキーボードの分解です。
IBM製の古いキーボードの場合、裏のネジを外しても簡単に分解できません。
筐体のキートップ面のガワと下のガワがしっかりとした爪で固定されています。

 掃除前の5576−001の裏側です
写真のネジはA01のものです。

 掃除前の様子です。写真は001の後期型(青丸付き)です。
IBM製の古いキーボードはプラスチックの質がいいので簡単な拭き掃除で綺麗になります。

 よほど汚い場合意外はキートップは外していません。

それではどのように掃除するかと言えば、エアダスターとメラミンスポンジを使います。

エアダスターは普通にホームセンターで買える程度のものです。
メラミンスポンジは水を付けて擦るだけでOKなのでお手軽で良いです。
他のHPで紹介されていた方法ですが実際キートップを磨くときは非常に便利です。

 分解した後、お湯につけて暖めたエアダスターでキートップの間に溜まった埃を吹き飛ばします。
エアダスターは吹くたびにお湯につけます。暖めておかないとガス圧が直ぐに下がります。
(暖めると威力と比例して減る量も増えちゃいますが・・・)
 次にメラミンスポンジをカッターで適当な大きさ、私の場合5〜6センチ角で厚さ3センチ程のブロックにしたもので筐体やキートップを擦っていきます。

 GATEWAYの5576Rの時はキートップを全て外して磨いた為、途中(50キーを越えたあたり)で半分自棄になってましたが・・・

 延々同じ作業を繰り返して綺麗になった001後期型の各パーツ

 同じく清掃後の前期型001の各パーツ

 A01も同様の方法で掃除しています。

 各パーツの清掃後、元通りにはめ込んで行きます。
IBM製は特にパーツの合わせがいいですね、はめ込んだときにバチンと言う音とともに爪がはまります。
プラスチックの質が良いので10年近く経っても欠けるなどの問題は一切有りません。
 メラミンスポンジを使えばカールケーブルも綺麗に」なります。 

清掃完了の図。

5576−001
日焼け等も無く綺麗になった001です。
ドライバの関係で実際PCに繋ぐ事も有りませんがストックとして保管してあります。

5576−A01 P/N 79F0167
こちらはいつでも使用可能な状態になっています。

5576A01の内部写真を追加してみました。

 上のカバーを取った状態です。ここからキースイッチ部分を固定しているネジを3本外してやります。
ネジを外し信号用のフラットケーブルも外せばキースイッチ部分を外すことが出来ます。
キースイッチ部分を外したところです。

キースイッチは分厚い鉄板の上に固定されています。
裏側から見ればプラスチックの爪がたくさんはまっているところが見えます。

こちらがフラットケーブルとコネクター部分、キーボードコントローラーです。


5576A01 P/N 79F0167 清掃第二弾

 今回、もう一枚別の5576A01 P/N 79F0167 S/N 99K3518の清掃を行って見ました。
オークションでジャンク扱いで入手しました。
 もともと清掃無しと言うものだったので少々頑張って掃除しています。

 まずはカバーの取り外しです。
底の部分のネジを外します。
次に片側の端っこ(私はIBMロゴ)側からカバーを外します。
上カバーを外側に開き、先端にティツシュ等で傷防止処理をしたマイナスドライバーを差込みます。
慎重にこじればバチンと言ってカバーが外れます。
 反対側も同様に外してください。

 キートップ・カバーともにかなり汚れています。
キートップにコピーのトナーが付いていると言った状態です。

 これを分解し清掃します。
分解したカバーの洗浄です。
 普通に水洗いだけではトナー他の汚れは落ちないので今回もメラミンスポンジを使っています。

 このような感じの汚れなら大体は落ちます。
これも質の高いプラスチックを使った5576A01等昔のIBM製キーボードだから可能なことだと思います。

メラミンスポンジで軽くこすってやるだけでかなりきれいになりますね。

 下のカバーが乾いたところで基板を組み込んで行きます。
ケーブルコネクタやコントロールチップが乗った基板を装着します。 
コントローラーチップは上で分解清掃したA01と同じです。 

 組み込むとこんな感じです。
同じ5576A01ですから上のものと同じ写真ですね。

 更にキースイッチ部分を組み込みます。
相変わらずフラットケーブルは差し込みにくいです。
 コツは下側のカバーの側に裏返したキースイッチボードを置いてなるべく作業をしやすくし
しっかり指でケーブルを挟んで差し込むと言った感じでしょうか。

 キースイッチボードを組み込むとほぼ元通りになりますね。
ここでキートップの清掃を行います。本当は1個1個トップを外せばいいのでしょうが付けたまま
キートップの上でメラミンスポンジをこじる感じで回して磨いています。

 左が清掃前で右が清掃後です。
日焼けも無く非常に良い状態です。
10キー側のEnterキーが若干かすれていますが・・・
かすれる程でも機能は問題有りません。

キートップ全体もきれいになりますね。
同じく左が清掃前、右が清掃後です。

 次に上側カバーをかぶせます。
外したときと逆の手順です。
 はめ込むときにバチンと言ってはまります。
 非常に質の高い整形が行われた、これまた質の高いプラスチックですから隙間無くはまります。

 きちんと組みあがったところでケーブルをつけて動作チェックを行います。
キーボードチェックプログラムを使えば簡単に診断出来ます。
 フラットケーブルの抜き差し後は慎重にチェックしたいですね。
 今回のチェックも全く問題は有りませんでした。

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